〈ニューデリー〉アビシェーク・カプール監督・脚本によるボリウッド発のロック映画『Rock On!』の脚本がこのたび、アメリカの映画芸術科学アカデミー協会の図書館、マーガレット・ヘリック図書館に納められるという栄誉に浴することとなった。
アミターブ・バッチャン主演のラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督作『Sarkar Raj』(2008)、サルマーン・カーン主演のサミール・カールニク監督作『Heroes』(08)、フェローズ・アッバース・カーン監督の『Gandhi my Father(2007年東京国際映画祭上映タイトル:ガンジー、わが父)』と共に、今回殿堂入りする『Rock On!』は今年8月29日にインド、アメリカ、イギリスで同時公開し、インドではトップ10入りを果たすヒットを記録した。
今後同作の脚本は、アカデミー協会の図書館で映画研究者や映画作家、脚本家らが閲覧できる以外、門外不出となる。映画芸術科学アカデミー協会の脚本担当司書グレゴリー・ウォルシュから送られてきた手紙によると、「同作の脚本は永久に当館の脚本コレクションに属することになりますので、図書館利用者として登録している俳優、学生、映画作家、脚本家らが研究目的で閲覧することはできますが、図書館の外に持ち出したりコピーをすることは禁じられています」とのこと。
プロデューサーのリテーシュ・シドワーニーは「リライアンス・ビッグ・エンターテイメント(Reliance Big Entertainment、RBE)の出資を受けて製作した私たちの1本目の映画がアカデミー協会の図書館に置かれるというのは、私にとって最高の栄誉です。この映画は各地で絶賛されてきましたが、今度はアカデミー図書館入りするという知らせが届けられたのですからね。これほどすばらしいことはありません」と喜びをあらわにした。
世界中で大きな反響を呼んできた本作は、最近も米ワシントンD.C.で開催された第2回インド・ヴィジョンズ映画祭のオープニング作品に選ばれた。出演は、映画監督としても活躍しているファルハーン・アクタル、アルジュン・ラームパール、プラーチー・デサーイー、プーラブ・コーリー、サハナー・ゴースワーミー、ルケー・ケーニー。「ファルハーン・アクタルとリテーシュ・シドワーニーは才能あふれる映画作家・製作者です。新しいインド映画の精神を体現している2人で、時代の先端を行き、新たな地平を切り開こうと今も突き進んでいます。わが社はこのような才能のある映画人と働き、支援できることを誇りに感じています」と、RBEのラージェーシュ・サーウネー社長も喜びとともに語った。
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