クンブ・メーラーは世界最大規模の儀式で、占星術師によると木星がクンブ(みずがめ座)にありマカラ(山羊座)が太陽に入る日から開催されるという。ベーダの賛美歌や巻貝の笛、寺院の鐘が鳴り響く中、今回の開催地ハリドワールで1月14日のマカラ・サンクランティに(山羊座が太陽に入り、太陽が南にある日中が一番短い冬至をさす。この日から南インドでは新年のお祝いを行う)第一回目の沐浴が行われる。
インド内外から何千人もの巡礼者がハリドワールを訪れ、早朝よりかなり冷たいガンジス川で沐浴を行う。沐浴は新月、日蝕の1月15日まで行われる。
ベーダ神話によると、ビシュヌ神の鳥ガルーダが神と悪魔が戦いの時に神隠しに遭い、神がクンブ(水瓶)からアムリト(不死の甘露)を落としていった地の一つがハリドワールだと言い伝えられている。ハリドワールの他にもアラーハーバード、ナーシク、ウジャインにもアムリトが落とされたとされ、この4つの地で3年ごとに順番にクンブ・メーラーが開催されるようになり、この時に聖なる川で沐浴をすると不死の力が与えられるという。また、木星が12年周期で12星座を一周することから、12年に一度大クンブ・メーラーが開催される。
沐浴のための巡礼は、1月14日からバイサーキー月の満月を祝う4月28日まで11回行われ、そのうち第1の星座メーシャ(おひつじ座)に太陽が入る日を祝う4月14日の巡礼が最も盛大となる。この日までに1千万人の巡礼者がハリドワールを訪れるだろうと見られる。
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