投資信託ゴールドマンサックスが語ったところによると、世界不況の影響などでここ2年間は成長が鈍化していたインド経済が、増え続ける内需と世界経済情勢の改善により再び勢いを取り戻し、2010年度の経済成長率は8.2%となり、更に2011年度には8.7%になるだろうという。
ゴールドマンサックスのエコノミストのトゥシャー・ポダー氏は、2009年度の国内総生産(GDP)は第2四半期(2009年7-9月)からの驚くべき回復により、現在の5.8%から最終的には6.6%まで上がるだろう。そして来年度以降は特にインフラ部門への投資が増えるだろうとしている。
しかし一方で、同信託は食糧価格の上昇を懸念している。ポダー氏は、2009年10月時点で1.5%だった卸売物価指数(WPI)が、食糧価格を中心とした生活用品の急激な価格上昇により2010年3月までに6.5%となるだろうと述べている。
また、同信託エコノミストのプラジュール・バンダリー氏によると、インド経済の成長と為替の変動により資本が更に流入し、インドの財政赤字は改善され2010年度には6.8%まで下がり、2011年度には6%となるだろう。インドへの海外直接投資(FDI)などの投資が更に増加すると思われるという。
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